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第3回:訪問リハビリテーションって何?効果あるの?-その2
今回は訪問リハビリテーション(以下、訪問リハビリ)についての理解を深めるために、訪問リハビリの主たる目的と入院や通院による施設リハビリとの違いについてお話します。
訪問リハビリテーションの定義
少しかたい話ですが、全国訪問リハビリテーション研究会という団体が2000年に訪問リハビリの定義について報告しています。すなわち、訪問リハビリとは「病気やけがや老化などにより、心身に何らかの障害を持った人々のうち、外出が困難な者や居宅生活上何らかの問題がある者に対してPT、OT、STなどが居宅に訪問し、障害の評価・機能訓練・ADL訓練・住環境整備・専門的助言指導・精神的サポートなどを実施することで、日常生活の自立や主体性のあるその人らしい生活の再建および質の向上をうながす活動の総称である」としています。

現在も、リハビリは施設で行うのが一般的ですが、その目的は低下した機能を回復させることです。訪問リハビリでは日常生活の質を向上させ、その人らしい生活を再建することが目的となります。たとえば、大腿骨頚部骨折の術後の入院リハビリでは、下肢の筋力を強化して歩行機能を改善させることが主な目的になります。一方、訪問リハビリでは、1人で歩いてトイレに行くことや衣類の着脱、入浴、外出などの日常生活を快適に過ごすための能力訓練に重点を置いています。可動域訓練や筋力増強訓練などの機能訓練も当然行いますが、ADL訓練、住環境整備、さらには精神的サポートなど広い範囲をカバーします。
訪問リハビリテーションが実際に行うこと
どのようにすれば主体性のあるその人らしい生活を再建できるのでしょうか?一言で述べることは非常に難しいのですが、訪問リハビリの本質を理解するための重要なキーワードとして「新しい生活の創造」がしばしば使われます。

失われた機能を取り戻すことにこだわるのではなく、残された力や潜在的な能力、体力、気力をひき出し、さまざまな日常生活活動ができるように支援することで新しい生活を創造するのです。そのためには、患者自身の自己決定に基づいて短期的・具体的な目標を設定することが必要です。患者自身が具体的にどのように生活したいかを考えて、それに向かって目標を設定し訓練を行うのです。セラピストは、患者自身で設定した目標を達成するための訓練方法の指示や環境整備を行うとともに、目標設定に対しての助言や目標の修正を行います。

基本的には生活が軌道に乗ったら終了するのがよいとされていますが、当院では超高齢者が多いこともあり、希望者には継続して訪問リハビリを行っています。継続すると、運動の習慣を維持しやすいせいか、生活機能を上手に維持できるようです。
訪問リハビリテーションが導入されるとき
どのようなときに訪問リハビリを導入すればよいのでしょうか?訪問リハビリの導入時期を考えるうえで、高齢者リハビリの廃用症候群モデル(図1)が提唱されています。脳血管障害や脊髄損傷などの疾病により一気に機能が失われる脳血管障害モデルとは違い、廃用症候群モデルとはOAなどの骨関節疾患のように、徐々に生活機能が低下するものを指しています。一般的には、疾患や事故の後に廃用が生じて機能低下が加速されるため、生活機能の低下が軽度である早期にリハビリを行うことが基本となります。機能が落ちた直後に介入して、できるだけ元のレベルに戻してやることで生活機能の維持を図るというモデルです。訪問リハビリは、脳血管障害や骨折などの疾病や外傷が発生して生活機能が低下した患者が、機能訓練を行って機能がある程度回復してきた後に生活再建のために導入します(図2)。
入院リハビリでリハビリ室や病棟の廊下などの手すりが付いている整備された平地を歩けるようになっても、在宅生活で恐怖心から1人でトイレに歩いて行けないという場面にはしばしば遭遇します。施設と在宅では同じ能力でも実際にできることには大きな差が出てしまうことが多いため、訪問リハビリで実際に生活している居室やベッド、トイレを使ってADL訓練を行うことは非常に有用です。その後は社会参加の促進のため、あるいは廃用症候群モデルのように機能が低下した際に生活維持を目的として導入します。

■引用・参考文献
1)伊藤隆夫ほか.“生活とリハビリテーション”.“訪問リハビリ入門”.東京,日本看護協会出版会,2001,17.

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